山神不動尊とは

醴泉寺山神不動尊
概要

当堂の壁にかけてある落慶法要表白文によると、この不動堂の建立者は在家篤信願主米萩金次郎氏である昭和二十九年十二月十八日米萩家金次郎氏の発願により斎世利民破邪顕正゛交通安全守護とする誓願により不動明王を本尊としその尊像ご分身を大本山成田山新勝寺より勧請せられ不動堂を建立し落慶入仏式を奉修したと記載されている。その後゛昭和三十四年九月二十六日の東海地方を襲った伊勢湾台風等幾多の星霜を経て、昭和四十六年十二月十八日再び米萩家より再建され、現在に至る。因みに、落慶表白文は再建の際に書かれたものでその主は護国山東福院住職、権大僧都堀江深澄と記されてある。その後この不動堂は米萩家より離れて現在は、高野山真言宗の僧侶が受け継ぎ活動している。